2021年11月25日木曜日

い,1億円?! 11月25日(木)

  この日,6年生で『租税教室』がありました。税務署から2名の方が来校され,学習を進めてくださいました。そのうちの1名はなんと高栄小の卒業生ということでした。このクラスの中から,将来こんなふうに母校を訪れる人も出てくるのかなぁ…と,いろいろ期待してしまいました。 
 そういえば,高栄小にも先生になって戻ってきた人がいたような…。
 『妖精に「願い事を叶えてあげる」と言われた主人公が,「税金をなくしてほしい」とお願いする』という設定のVTRを見ました。設定を聞いた6年生は「なんだそれは…」と突っ込みを入れていましたが,『税金がなくなったら,私たちの生活はどのように変わるか』ということをわかりやすくまとめられた内容であり,VTRを見ながらわかったことを熱心にまとめていました。
 VTRの中の声優陣も有名なアニメの主人公クラスが務めており,違った意味でも興味深いVTRでした。
 ここでクイズ!みなさんも考えてみてください。
 6年生は②を選んだ人が大多数であり,正解を聞いてとても驚いていました。みなさんは,どうでしたか?
 北見市で使われている税金にも触れました。
 授業のはじめに「1億円ってどのくらい?」と,1億円のレプリカを見せてもらったので,707億円をイメージするのに「これが707個です」と説明してくださいましたが,ものすごい金額だということがよく伝わりました。
 さて,いよいよ1億円チャレンジです。本物のお金は使われていませんが,実際に紙幣で使用されている紙が1億枚あるので,重さも同じでした。
 1億円は10kgだということを教えてもらうと,「お米と一緒だね」という声が聞こえてきました。ただ重さを体験するのではなく,実際に自分が持ったことのある10kgのお米と比較しながら持つ人もいました。さすが6年生です。
 1億もすごいけど,1億もすごいと思います。
 でも,本当の意味でのお金の重みは,実際に計ることのできないものだと思います。
 子どもたちがいつか大人になって給料を手にしたとき,例えそれが1億円より少なかったとしても,1億円よりずっと重く感じるのだと思います。
 みんな1億円を赤ちゃんだっこしては,「重い!」と口々に言っていました。
 「これ持って,走れそう?」と聞くと,「ムリムリ!」
 みんな,全身で1億円を感じ取っていました。
「僕は,これ持って走れます」と言った人もいました。



 校舎周りの樹木の伐採作業が終わりました。とてもすっきりしました。風通しも,見通しもよくなりました。日の光がいつも以上にたくさん降り注いでいるように感じられました。 
 切り落とされた枝などもきれいに片付けていただきました。
 これで,1・2年生のスキーも広々と行うことができます。
 校舎周辺が拓けて明るくなりました。日の当たる校舎,日なたで駆け回る子どもたち。
 文字通り,もっともっと開かれた学校づくりをめざしていきます。